TOP > マンション投資のデメリット > デメリット一覧

デメリット一覧

金利上昇のリスク

マンション投資をする際、現在の金利水準だけで、投資計画したり、資金をすべて使ってしまうようなことは避けたほうがよいといえるでしょう。例えば、過去のローンの金利を参考にするなどして、確実に返済していける計画を立てることが必要不可欠です。
しかし、金利が上昇するのは景気が回復するのが前提なので、必要以上に警戒する必要はありません。短期間による急激な金利上昇さえ起こらなければ住宅ローンの影響は限定的といえるでしょう。

空室が続くリスク

マンション投資にとっての一番の収益は賃料です。空室になると家賃は一円も入ってきません。
このリスクを回避するためには、1,好立地・好条件の物件を購入する。2,家賃保証システムを利用することがあげられます。好立地(例えば、駅の近く・周辺に大学がある)などの立地なら、需要が多いのは明らかです。それでも心配だ・・・という方は空室の場合でも安定した賃料を得ることのできる家賃保証システムをお薦めします。

低換金性のリスク

不動産は他の金融資産と比較して「換金性が低い」という事があります。
株や債権などは、売ろうと思えばすぐ売却が出来ますが、不動産はそのようにはいきません、手元に急に現金が必要になっても対応ができづらい性質を持っていますす。
例えば、今すぐ売却の意思を持ったとしても、換金されるまで数ヶ月かかってしまいます。
これは、不動産という性質上、同じものがないというのが原因です。つまり、マンション投資に取り組む際は、換金を急がない資金で取り組むべきといえるでしょう。

地震・火災のリスク

日本で生活する以上、地震の恐怖は誰もが持っているものだと思います。実際、毎年、大小の地震が起こっているのが現状です。しかし、地震大国だからこそ日本は、世界と比較しても優れた耐震・免震技術を持っています。先に起こった阪神大震災でも1981年の新耐震基準以前に設計された建物とそれ以降に設計された建物では、被害にかなりの差がありました。一般的に「新耐震基準」により建てられた建築物の方が耐震性に勝ると言えるでしょう。それでも不安な方は任意で地震保険もお薦めしております。
火災においても日々の技術革新で耐火性に優れた素材が多く開発されていますが、地震と同様、いつ何が起こるかわからないのが現状です。ですから、なるべく火災の危険度が高いエリア(あたりに古い木造の住宅が密集している・道路が狭い・緑地帯がないetc)を避けるのも有効手段です。

値下がりのリスク

現在、都内の地価は上昇傾向にあります。しかし、今後もこれが持続するかというと見方もいろいろで、一概には言えません。いつまたバブル崩壊のような不動産価格の下落がおこるかもと考える人も多いのではないでしょうか。さらに、マンションの資産価値は、時間とともに低下していきます。このリスクを回避するためにはやはり好条件・好立地の物件選びが重要です。つまり、値下がりしづらい物件を選ぶことです。たとえ建物が老朽化しても、きちんとした管理会社で修繕されている物件は、需要が高く、また、駅近くの立地なども需要が落ちることはまずありません。賃貸需要の見込める立地を選ぶことが、一番のリスク回避へとつながるでしょう。